中学、高校と貧乏ながら夢中で模型飛行機を飛ばした。
高校を卒業後、しばらくしてＲＣヘリを始めた。
当時はロール、ループ、540度ｽﾄｰﾙﾀｰﾝ、正確には無理だが、なんとかｵｰﾄローテーション降下、程度はできた。
しかし、地味な静演技は全く苦手！
バイクとヘリ両方は経済的に継続困難、結婚を期に完全に止めた。

ところが、平成19年の夏、昔一緒に飛ばしていた仲間が死んだ！自殺である・・・おまけに夫婦で・・・
疎遠になっていたとは言えショックだった。
一言、一言でいいから相談して欲しかった・・・
なぜ私もたまには顔を見に行かなかったのか・・・
悔やんでも悔やみきれない自分がいる・・・

そんな折、私も体を壊し入院、私を見舞ってくれたのは他のＲＣ仲間だった。
その後、諸般の事情により翌年3月に離婚（病気のページ参照）
手慰みのためと死んだ仲間を偲び、また電動へりを所有した。
無線機は見舞ってくれた仲間から譲受け、機体は新調した。

空を見上げるのは気持ちいいものである。
真剣にパイロットにも憧れた時もあった・・・おっちょこちょいの私は今思えばその道に進まなくて良かったと思う。
しかし、苦いような甘酸っぱいようなその記憶は今でも確かに私の胸の奥に存在し、
死ぬまでに一度でいいから実機（飛行機）の操縦桿をにぎることを夢見ている。

叶わぬ思いは模型のヘリとＰＣのシュミレターで夜毎晴らしている今日この頃である。